アトピー歴20年の私が、実際にアトピーを改善させた方法を紹介します。

漢方を飲む

「4,漢方を飲む」

 

 

 

について説明します。

 

 

アトピーで漢方? 指

 

 

 

アトピーに漢方というと、イメージしづらい方もいると思います。

 

 

 

なぜ、漢方を飲む必要があるのでしょうか?

 

 

 

簡単に言うと

 

 

 

”体質自体”を良くできるからです。

 

 

 

「体質を良くする」とか「体質を変える」

ってどういうことかといいますと

 

 

 

○かゆくなりやすかった体を、かゆくなりにくい体にする

 

 

 

○毒を全部出せなかった体を、毒を出しやすい体にする

 

 

 

ということです。

 

 

 

もうちょっと突っ込んだ話をすると

 

 

 

○人間の本来の体の状態に戻すこと

 

 

 

ができます。

 

 

 

アトピーは遺伝子も関係しているそうなので

遺伝子を変えることまではできませんけども、

 

 

 

「人間本来のあるべき状態に戻したり、近づけたりする」

ことはできるんです。

 

 

 

漢方の目的というのは、

能力そのものを上げるのではなく、

弱っている部分を本来の状態に戻すこと

を目的にしています。

 

 

 

そして

「人間本来のあるべき状態」というのが

「アトピーが治りやすい状態」を指します。

 

 

ということは

 

 

 

 

「漢方を飲みながら、アトピーを治そうとした方がスピードが早い。

なぜなら体がアトピーが治りやすい状態だから。」

 

 

 

ということになります。

 

 

 

なかなか言葉でうまく説明できないんですが。。

 

 

 

いまぼくたちは

皮膚科に通って、かゆみを止めながら

食事を変えたり、

運動や入浴をして汗をかいて毒を出そうとしていますが

 

 

 

漢方を飲みながら実践した方が、効果が上がりますので、

ぜひ漢方を利用して欲しいのです。

 

 

 

きっとぼくのように、

不規則な生活、バランスの悪い食事など

不摂生な生活を送ってきた方も多いのではないかと思います。

 

 

 

不摂生な生活を続けていた人は

体が弱まっています。

 

 

 

アトピーの症状もひどいですし、

そして治りにくい体質になっています。

 

 

 

ぜひ、漢方をつかってみてほしいのです。

 

 

 

さて、

漢方について少し詳しくお話します。

 

 

 

漢方では

 

 

 

①エネルギーが不足している状態を

「気虚」といいます。

 

 

 

「気虚」の状態だと

・集中力が続かない

・疲れが溜まりやすい。

 

 

 

かゆみがとまらないのでアトピーが良くなりません。

 

 

 

②エネルギーがありあまっている状態を

「気逆」といいます。

 

 

 

いつもドキドキしていて寝つきにくいので、生活リズムが崩れて、

アトピーが良くなりません。

 

 

 

③体が冷えがちな状態を

「寒証」といいます。

 

 

 

夏でも暑い飲み物を飲んだりする人です。

寒いとかゆくなりがちで、かいてしまってアトピーが良くなりません。

 

 

 

④体が熱しがちな状態を

「熱証」といいます。

 

 

 

冬でも冷たい飲み物を飲んだりする人です。

暑くてもかゆくなりがちなので、かいてしまってアトピーが良くなりません。

 

 

 

⑤血が滞りがちな状態を

「鬱血」(うっけつ)といいます。

 

 

 

血液がどろどろな状態で、

これもかゆみを引き起こしてアトピーが良くなりません。

 

 

 

⑥血がサラサラすぎる状態を

「血虚」といいます。

 

 

 

水分を取りすぎな人とか多いです。

血液がサラサラすぎても、

血液中に含まれている、

かゆみを引き起こすヒスタミンという成分が

体の中をよく回ってしまうので、かゆくなり、アトピーが良くなりません。

 

 

 

このような状態があるのですが、

 

 

 

これを全て

 

 

 

「中間の状態」

 

 

 

にします。

 

 

 

中間の状態を”中庸”(ちゅうよう)といいます。

 

 

 

中庸がまさにアトピーが治りやすい状態です。

 

 

 

これが漢方の使い方になります。

 

 

 

このような体質の改善方法は漢方にしかできません。

 

 

 

一般的な医者は西洋医学です。(皮膚科も)

西洋医学は、

目的の病原を

外部から抗生物質を入れて菌を殺す

ことで病気を治します。

 

 

漢方は東洋医学です。

東洋医学は、

自分の体のパワーを上げて、または戻して

病気の勢いに勝とうとするものです。

 

 

 

西洋医学で

アトピーに有効なものって

ステロイドやプロトピックとか保湿剤のような

対処療法しかありませんので

 

 

 

漢方は意外にも効果的なのかもしれません。

 

 

 

ちなみに

風邪だって漢方だけで治すことができます。

葛根湯という漢方を飲むと、初期症状を治すことができますし、

麻黄という漢方が入っているものを飲むと、こじらせた風邪にも効果的です。

 

 

 

抗生物質なんて入っていないのに、

免疫力を元に戻そうとするパワーが風邪の勢いに勝つから治るんです。

 

 

 

アトピーにも効きそうな感じがしませんか?

 

 

 

おすすめの漢方などは

また詳しく説明いたします。

 

 

漢方の薬剤師 イラスト

 

 

 


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