・食事を変える
について説明します。
まず、
「なぜ食事を変える必要があるのか」
目的をお話しします。
簡単にいいます。
「 ”必要な栄養” は取って、
”毒” は取らないようにするためです。」
キーワードは
「必要な栄養」と「毒」
です。
では
必要な栄養とは何か？毒とは何か？を説明します。
「必要な栄養」とは、
皮膚の修復に必要な栄養素とか、
健康的な生活を送るための栄養のことです。
健康的でバランスのよい食事を思い浮かべてくだされば結構です。
「毒」とは、
偏食による偏った栄養、
かゆみが発生する原因になるようなアレルギー食品、
食品添加物などを指します。
例えば、
大盛りラーメンとか、
食後は必ずデザートでケーキを食べるなど、
バランスを超えた塩分や糖分などは毒です。
アレルギーを持っている食品も毒です。
ナッツがアレルギーの人は、
ナッツがいくら栄養が高い食品だとしても
アトピーを治そうとする上では避けるべきです。
わざわざアレルギーがあると知っている食品は食べないと思いますが、
実は「アレルギーだと知らなかった」という食品が意外と多いです。
皮膚科でアレルギーのテストを受けられるので、
一度調べてもらいましょう。
それから
インスタント食品やレトルト食品に含まれる
食品添加物も毒です。
体に悪そうな食事は毒だと思ってくだされば結構です。
「必要な栄養」と「毒」についてイメージはわきましたでしょうか？
当たり前のことしか説明してないかもしれません。
でも、
「毒を食べちゃうでしょう？」
「面倒くさくて必要な栄養は食べてないでしょう？」
さてみなさん、
アトピーは現代病の一つと言われていることはご存知ですか？
もしかしたら聞いたことがあるかわかりませんが、
”アトピーは昔はなかった”
のだそうです。
現代人は、昔と比べて食生活が変化していて偏食化しています。
好きなものを好きなだけ手軽に食べられるようになりまして
便利になったのはいいことですが、
この便利な生活が当たり前になってしまったのが怖いところでして、
悪い食生活を続けていると、
皮膚科に通っていても、
アトピーが根本的に治らないんです。
食事で毒を溜めつづけてしまうからです。
ぼくのすすめているアトピーの治し方というのは
「皮膚科でかゆみをとめて、
その間に運動や入浴で汗をかくことで
体から毒を出し切る。」
という方法なのですが、
食べたいものを食べたいだけ食べていると
毒を取り入れ続けてしましますので、
運動や入浴でせっかく汗をかいても
いつまでたっても、
毒を出し切ることができません。
イメージできますでしょうか？
このような理由ですので、
アトピーを良くしたければ食事を変えましょう。
ここでちょっとぼくのエピソードをお話させてください。
ぼくはいま２８歳です。
１９８６年生まれで、
小さいとき、
インスタントラーメンとかレトルト食品が誕生して、普及しだした頃でした。
両親が共働きで忙しかったので
ご飯を作ってくれる人がいなかったため
ちっちゃいながら、お腹がすくと自分でインスタントラーメンを作って
食べていました。
１日３食インスタントラーメンとかカップラーメンとか普通でした。
むしろ成長期なのでインスタントラーメンに白米にソーセージとかでした。
その食習慣を７歳くらいから２２歳くらいまで続けてたんです。
小学生から大学生までです。
ほぼ毎日ですよ？
振り返ると
きっとぼくの食生活は
極端な偏食による栄養不足と
食品添加物などの体に悪いもので
毒がたっぷり溜まった状態だったのだと思います。
大人になってアトピーが我慢できないくらいひどくなったとき
ぼくは何を思っていたかといえば
「アトピーが治らないのは皮膚科のせい」
「いい薬がないせい」
でした。
原因は自分にもあったんだと思います。
余談ですが
なぜか高校生のときだけアトピーがひどくなかったんですが
たぶんちょうど成長期のピークで、
たまたま体の成長がアトピーの進行に勝っていたのかな？
と思います。
同じような偏った食事をしている方はいませんか？
「かゆくないから今のままの食生活で平気」
と思うかもしれませんが
たまたま、かゆみが出ない時期もありますので、
ぼくのような食生活を何年も続けていると、
数年後ひどいアトピーに悩まされるかもしれませんよ？
誰がどう見ても
”超健康的だね！”
といわれるような食生活を目指しましょう。
では簡単にですが、
具体的な栄養素や品目を挙げますね。
「必要な栄養素」とは・・・
「野菜」
「果物」
「タンパク質」
「良い油」
「毒」とは・・・
「炭水化物」
「バランスを越えた糖分、塩分」
「塩素（水道水）」
「アレルギーを持っている食べ物」
（検査で調べておきましょう）
食べ方にも
アトピーの人にやってほしい正しい食べ方
があります。
・「炭水化物をタンパク質は一緒に摂らない」
・「野菜と果物はジューサーにして
なるべく”生”で摂る」
などです。
食事に関する情報はネタが多いですので
その都度詳しく説明いたします。
まずは
「せっかく毒を排出しようとしてるのに、
食事で「毒」を取ったら意味がないので
毒を取らないように食生活をコントロールしよう」
ということを覚えてください。
