「アトピーの人は毒を体の外にどんどん出しましょう」
とよく言われます。
このサイトでもそう言っております。
そこで気になるのが素朴な疑問ですが
「じゃあそのアトピーの毒って一体なに？」
って思う人もいると思います。
なのでこのページでは
そんな疑問をお持ちの方へ、補足説明をしたいと思います。
まず理解して欲しいのが
「”アトピーの人だけにある毒”
というものがあるわけじゃない」
そうではなくて
「健康な人なら全く問題ない毒が、
アトピーの人には悪影響になる」
なので
「アトピーの人は、
健康的な人と違って、
なるべく毒を体に溜めないようにするべきで、
日常生活で、ある程度溜まることは仕方がないのだけども、
なるべく早く体の外に出して
あげましょう」
という考え方を理解しほしいです。
「毒と呼んでいるものは
アトピーの人だろうと健康な人であろうと
誰でも摂取しているもの」
なんです。
・様々なことで体に溜まった老廃物
・化学調味料
・大気汚染
・ストレス
などです。
健康な人なら、
日常的な量くらいなら摂取しても、
完全に排泄できるんです。
でもアトピーの人は生まれつき
排泄するのが苦手な体質なので、
健康な人と同じ量を摂取していたら
かゆみや湿疹などの形でしか排泄できなくなるので
アトピーがさらにひどくなるんです。
だけど
これを理解して
なるべく毒を摂取しないように、
なるべく溜まった毒を外に排泄するように
っていう生活習慣をこころがけていると
アトピーの症状は軽くなります。
アトピー自体は生まれつきの体質なので
完全に完治するということではありません。
ですが、
「健康的な人となんら変わりがないくらい」
アトピーの症状が軽くなります。
このくらいの症状というのは
見た目には健康な人とかわりません。
皮膚科に通うのも、なんか問題があったときとか、
念のために定期的に通っとくぐらいのもので済みます。
さて毒をシュミレーションしてみましょう。
暴飲暴食や偏食をし続けているとどうなるでしょうか？
消化しきれない食べ物は
いつか排泄されるまで体にとっては毒素となって溜まります。
食べ物って食べた分が全部、排泄されると思います？
実はそんなことはありません。
１週間便秘の人とかざらにいますよね？
その間は老廃物となって体に溜まっています。
アトピーの人ならどうなるでしょう？
そのせいで
かゆくなったり湿疹ができやすくなっているはずです。
じゃあ。
上記のその食事が
もしもインスタント食品やレトルトばかり
だったらどうなるでしょうか？
化学調味料を大量に食べています。
化学調味料って排泄されにくいものがたくさんあって
さらに老廃物となって体に毒が溜まっていくでしょう。
そしたらどうなるでしょう？
たぶんさらにかゆくなったり、湿疹がでやすいでしょう。
もっと考えてみましょう。
上記のような人が
運動をもせず、お風呂も全然入らない人だったら
どうなると思いますか？
運動もしてお風呂も毎日入っている人に比べて
汗をかく量が少ないと思いませんか？
汗をかくことは毒を体の外に出す行為のひとつです。
この人は暴飲暴食や偏食で溜まった毒を
健康な人よりも体の外に出せず、
体の中に溜め込んだままになります。
されにもっと考えてみましょう。
上記の人が
テレビゲームが大好きで、毎日夜更かしして
睡眠時間を削ってゲームを毎日しています。
昼間は仕事をしているので、まともに寝ていません。
さてどうなると思いますか？
生活リズムや睡眠をしっかりとっていないので
疲れがたまって、ストレスが溜まりやすいです。
疲れもストレスも毒の一つです。
しかも寝汗をかく量も少ないので
毒を溜め込んでいます。
どうでしょうか？
私のサイトでいう
アトピーの人の毒っていうのはこういうことを指しています。
物質名みたいなことでいうと
サイトカインがどうのこうとか
T細胞がどうのこうのうとか
あるみたいですけども
そこまで細かく詳しくならなくとも
「毒になりそうなこと」
「毒を溜め込みそうなこと」
でくくって考えていいと思います。
そして毒とバイバイしたいなら
シンプルに
「健康的な生活を送ること。」
もっというと
「健康な人よりも、健康的な生活を送ること」
です。
