毛包炎のページでも紹介した

 

 

「アクアチムクリーム」

 

 

という薬があります。

 

 

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この薬はインターネットで購入することができます。

 

 

 

医薬品はドラッグストアでは売っていないものでも

ネットでは買えるものもあります。

 

 

アクアチムクリームはドラッグストアでは売っていないでしょう。

 

 

 

私は自分の経験から

 

 

脱ステロイドはおすすめしないのですが、

 

 

 

「皮膚科に行かずとも。

インターネットで薬を自分で買って、

かゆみを凌ぐことも可能といえば可能だ。」

 

 

 

ということで考えてみることにしました。

 

 

 

 

まず先にいっておきますが、

 

 

 

皮膚科で処方してもらうことに比べて

 

 

 

「あまりメリットはない」

 

 

 

と思います。

 

 

以下のような人

 

 

 

・皮膚科がどうしても苦手

 

 

・国民健康保険料を加入していなくて

 医者に通えない

 

 

などの人が該当するのではないかと思われます。

 

 

 

さて

 

 

 

アクアチムクリームを脱ステロイドに利用する注意点があります。

 

 

 

まずアクアチムクリームは

 

 

 

・炎症を消すクリームではない

 

 

 

・かゆみをなくすクリームではない

 

 

 

ということを知っておかなければなりません。

 

 

 

ニキビなどの治療でも使われているので

 

 

 

「ポツポツした赤い炎症を消す」

 

 

 

というイメージがあるかもしれませんが、

 

 

 

アトピーとか毛包炎の治療の観点からいうと

そうではありません。

 

 

 

アクアチムクリームは正しくは

 

 

 

「炎症をそれ以上ひろげないように抑える薬」

 

 

 

です。

 

 

 

ある場所の炎症をせっかく治しても、

 

 

 

またすぐに、別の場所から同じ炎症が出てきたらキリがないですよね?

 

 

 

だからそれをなくすために塗る薬です。

 

 

 

なので

 

 

 

炎症とかかゆみを消すのは

 

 

 

・体の免疫力で治るか、

 

 

・炎症を直接治す薬

 

 

・ステロイドみたいのようなかゆみを止める薬

 

 

などの方法になります。

 

 

 

 

とすると、

 

 

 

「アクアチムクリームを脱ステロイドで使うときのパターン」

というのはこんな感じになるのではないでしょうか?

 

 

 

・アトピーがあまりひどいわけではない。

 アクアチムクリームで炎症を

 それ以上ひろげないようにしておいて、

 自分の体の免疫力で自然に治るのを待つ。

 

 

・炎症を直接治す薬を用意しておいて

 アクアチムクリームとダブルで使って

 炎症を治す。

 

 おまけにかゆみを止めるくすりも使って

 トリプルで使えばなお良い。

 

 

 

という感じでしょうか。

 

 

 

あとそもそもアトピーだとしても、

毛包炎らしい炎症が出てこない限りは、

アクアチムクリームを塗る必要はないと思います。

普段はかゆみを止める薬だけでいいのですから。

 

 

 

アクアチムクリームの値段は

おおよそチューブ1本1600円くらいです。

量に比べるとちょっと高いですね。

 

 

 

でも塗り方がポツポツした炎症のうえに点々と塗るという方法なので

チューブ1〜2本で1ヶ月くらいは持つでしょう。

 

 

かゆみが我慢できないくらいのアトピーの人は向かない方法です。